私は元々化学系の学科出身ですが、将来的に全く違う分野で仕事をしてみたいと思っていました。そこで1年ほど休学しメキシコに留学、現地の日系自動車部品工場のお世話になり、金型に興味を持ちました。また、学生時代ロボット製作を行う部活に所属しており、設計を担当していたため、ある程度図面を読むことができました。そして地元福島で金型の製作を行っている冨士ダイスという会社があると知り、自らの経験を生かせると思い入社を希望したのがきっかけです。
私は現在、郡山営業課に勤務しており、福島県の半分と茨城県の一部のお客様を担当しています。1週間のうち2~3日はお客様のもとへ直接伺い、金型に関する打ち合わせや市場の動向調査、納めた製品のアフターフォローなどを行っています。内勤時には客先資料や会議資料の作成、社内・社外と図面や製品についての打ち合わせを行っています。
納品した製品に対してお客様に褒めていただいたり、喜んでいただいたときが営業として一番うれしい瞬間です。特に今まで取引がなかった新規のお客様から評価をいただけたときは、今までの苦労が報われた気がして本当にうれしかったです。
その反面、今まで諸先輩方が築き上げてきた「冨士ダイス」というブランドを背負っているという緊張や責任が一番大変な部分かもしれません。
営業の仕事上、社内の様々な部署に問い合わせをする機会が多いのですが、年齢やキャリアにとらわれず、仕事のことに関してはなんでも言い合える雰囲気だと個人的には思います。また、お客様に迷惑をかけそうになった時、関係部署の方々から助けてもらったことが何度もあり、真に頼れる家族のような存在です。
仕事については入社して覚えることのほうが多いですが、営業に限って言えば図面の知識とPC操作がスキルとして生きてくると思います。あとは自分に自信をもって前向きに取り組んでいけば、どの職場でも通用すると思います。
学生時代、当社でインターンシップをした際、アットホームな職場の雰囲気に惹かれました。また、生産現場と技術者が一体となって課題に取り組む姿を見て、素晴らしい会社だと思いました。
合金課は製品の素材を製作する部署で、私はその中でも超硬合金以外の材料を取り扱っている特殊合金部門に所属しています。
私の主な業務は、顧客から受注した製品を製作する計画を立てる事です。現場の進捗等を確認しながら顧客の要望に沿えるように日程調整を行います。
仕事を通じて楽しいと感じる時は、計画通りに進んで、顧客の要望通りに製品を納める事が出来た時です。大変な点は、原料・加工・焼結の各工程をしっかり把握出来ていないと、原料が不足したり仕事量が偏ったりして仕事が円滑に進まなくなる事です。顧客の要望に応えつつ、ミスの無い丁寧な仕事を心がけています。
業務内容に関しては勿論、プライベートについても相談出来るような明るい職場です。経験談も交えながら、丁寧にアドバイスしてもらえます。
仕事に対する考え方や姿勢を学ぶことが出来るため、多様な仕事に対応出来るようになります。そのため、仕事のスキルだけでなく自分自身もレベルアップ出来ると思います。当社を選んでいただき、一緒に働くことが出来れば嬉しく思います。
絵をかいたり、工作をしたり、ものづくりが好きだったことと、学生時代インターンシップで受け入れてもらったご縁で、当時製造課長をされていた方に就活時お声掛け頂き今に至ります。
平面研削盤による研削加工です。他工程の基準加工、中間・仕上げ加工を行っています。
どちらも新規製品や高精度品の加工方法を思案している時です。上手くいかない時は投げ出してしまいたくなりますが、試行錯誤してこれだ!という道が見えた時、日常生活では得難い達成感があります。製品の種類がとにかく多いので飽きることがありません。
若手から大ベテランまで勢揃いの職場です。様々な意見、考え方(加工方法)があり大変ですがそこが面白くもあります。他部署(他工場)の方との交流も盛んなので、相談事や何気ない疑問・質問にも快く応じてくれます。私は時短勤務の制度を活用して、育児と仕事とを両立させていますが、そういった面でも職場の皆さんが協力的で心強いです。
仕事は楽しい事ばかりではありません。しかしどんな会社に就職されても、仕事に対する誇り・自信、大切な家族、打ち込める趣味等、何か一つでも強く思える事、心の支えになる物、頑張れる理由を見つけてください。ご活躍を願っています。