PERSONTECHNICAL COLLEGE GRADUATE

高専卒社員インタビュー
営業
PROFILE
H.K
郡山営業課
2018年入社
物質工学科卒
冨士ダイスに就職を決めたきっかけは?

私は元々化学系の学科出身ですが、将来的に全く違う分野で仕事をしてみたいと思っていました。そこで1年ほど休学しメキシコに留学、現地の日系自動車部品工場のお世話になり、金型に興味を持ちました。また、学生時代ロボット製作を行う部活に所属しており、設計を担当していたため、ある程度図面を読むことができました。そして地元福島で金型の製作を行っている冨士ダイスという会社があると知り、自らの経験を生かせると思い入社を希望したのがきっかけです。

現在のお仕事を教えてください。

私は現在、郡山営業課に勤務しており、福島県の半分と茨城県の一部のお客様を担当しています。1週間のうち2~3日はお客様のもとへ直接伺い、金型に関する打ち合わせや市場の動向調査、納めた製品のアフターフォローなどを行っています。内勤時には客先資料や会議資料の作成、社内・社外と図面や製品についての打ち合わせを行っています。

仕事を通じて楽しかったこと/大変だと感じたことはなんですか?

納品した製品に対してお客様に褒めていただいたり、喜んでいただいたときが営業として一番うれしい瞬間です。特に今まで取引がなかった新規のお客様から評価をいただけたときは、今までの苦労が報われた気がして本当にうれしかったです。
その反面、今まで諸先輩方が築き上げてきた「冨士ダイス」というブランドを背負っているという緊張や責任が一番大変な部分かもしれません。

会社(職場)の雰囲気はどんな感じですか?

営業の仕事上、社内の様々な部署に問い合わせをする機会が多いのですが、年齢やキャリアにとらわれず、仕事のことに関してはなんでも言い合える雰囲気だと個人的には思います。また、お客様に迷惑をかけそうになった時、関係部署の方々から助けてもらったことが何度もあり、真に頼れる家族のような存在です。

就活生の皆さんにひとこと!

仕事については入社して覚えることのほうが多いですが、営業に限って言えば図面の知識とPC操作がスキルとして生きてくると思います。あとは自分に自信をもって前向きに取り組んでいけば、どの職場でも通用すると思います。

材料開発
PROFILE
A.S
材料開発部(秦野)
2014年入社
環境材料工学科卒
※入社後、国内留学制度を利用して大学へ社会人留学
冨士ダイスに就職を決めたきっかけは?

当時の研究室の先生に勧められたことがきっかけです。「学歴に関係なく機会を与えてくれるところ」、「大手以外」などを先生に伝えたところ、冨士ダイスの名が挙がりました。冨士ダイスについて調べると、自分が1年生の頃から非常に興味を持っていた無機材料の粉末冶金を行っていることを知りました。冨士ダイスは社風、事業内容ともに自分に合うなと感じ、就職を決めました。

現在のお仕事を教えてください。

材料開発部はその名の通り、製品に用いる材料の開発を行う部署です。材料の性能が改善されれば、使用している全製品の改善につながることから期待も大きいです。
私の現在の開発テーマは、電動車の駆動部品向け金型の材料開発です。目的の特性を満たすために、材料組成、組織、焼結条件などを決定する材料設計を行い、実験・検証を経て材料開発につなげています。また材料開発ではありませんが、粉末冶金の重要プロセスである焼結過程のメカニズムを検証し、より生産性の高い焼結条件の検討も行っています。いずれも高専、大学などの研究機関で行う研究をより製品・実用向けにしたイメージをしてもらうと良いと思います。

仕事を通じて楽しかったこと/大変だと感じたことはなんですか?

与えられた課題をただ解決するのではなく、自分で課題を発見し、それを解決する過程が大変だと感じながら仕事をしています。
学校の授業とは異なり、実際の仕事では、目的の材料が作れるのかどうか、開発による効果はどれくらいなのか、などの答えがない状態で研究がスタートします。さらに、どのような材料を開発すれば、社会に付加価値を提供できるかという課題発見能力も問われます。以上、大変な点を挙げましたが、これらを乗り越えた時に、大きな達成感があり仕事=楽しいと感じました。

会社(職場)の雰囲気はどんな感じですか?

平和な雰囲気だと思います。何か分からないことがあれば、あたりまえのことでも丁寧に教えてくれる人たちばかりです。入社して間もなくても、なじみやすい環境だと感じました。

就活生の皆さんにひとこと!

現在の自分の好きなこと=仕事となるような天職につけるのは、とても難しいことだと思います。ただ、今好きなことが、一生のうちに見つかる好きなことの全てではないはずです。食わず嫌いせず、色々なことに首を突っ込んで最高の仕事=生き甲斐を見つけてください。冨士ダイスは望めば多くの機会を与えてくれます。失敗しながらも成功を重ねれば、どんどん仕事を好きになれると思います。ぜひ首を突っ込んでみてはいかがでしょうか。

生産管理
PROFILE
T.M
岡山製造所合金課
2011年入社
材料工学科卒
冨士ダイスに就職を決めたきっかけは?

学生時代、当社でインターンシップをした際、アットホームな職場の雰囲気に惹かれました。また、生産現場と技術者が一体となって課題に取り組む姿を見て、素晴らしい会社だと思いました。

現在のお仕事を教えてください。

合金課は製品の素材を製作する部署で、私はその中でも超硬合金以外の材料を取り扱っている特殊合金部門に所属しています。
私の主な業務は、顧客から受注した製品を製作する計画を立てる事です。現場の進捗等を確認しながら顧客の要望に沿えるように日程調整を行います。

仕事を通じて楽しかったこと/大変だと感じたことはなんですか?

仕事を通じて楽しいと感じる時は、計画通りに進んで、顧客の要望通りに製品を納める事が出来た時です。大変な点は、原料・加工・焼結の各工程をしっかり把握出来ていないと、原料が不足したり仕事量が偏ったりして仕事が円滑に進まなくなる事です。顧客の要望に応えつつ、ミスの無い丁寧な仕事を心がけています。

会社(職場)の雰囲気はどんな感じですか?

業務内容に関しては勿論、プライベートについても相談出来るような明るい職場です。経験談も交えながら、丁寧にアドバイスしてもらえます。

就活生の皆さんにひとこと!

仕事に対する考え方や姿勢を学ぶことが出来るため、多様な仕事に対応出来るようになります。そのため、仕事のスキルだけでなく自分自身もレベルアップ出来ると思います。当社を選んでいただき、一緒に働くことが出来れば嬉しく思います。

製造
PROFILE
T.H
熊本製造所製造部
2004年入社
機械工学科卒
冨士ダイスに就職を決めたきっかけは?

絵をかいたり、工作をしたり、ものづくりが好きだったことと、学生時代インターンシップで受け入れてもらったご縁で、当時製造課長をされていた方に就活時お声掛け頂き今に至ります。

現在のお仕事を教えてください。

平面研削盤による研削加工です。他工程の基準加工、中間・仕上げ加工を行っています。

仕事を通じて楽しかったこと/大変だと感じたことはなんですか?

どちらも新規製品や高精度品の加工方法を思案している時です。上手くいかない時は投げ出してしまいたくなりますが、試行錯誤してこれだ!という道が見えた時、日常生活では得難い達成感があります。製品の種類がとにかく多いので飽きることがありません。

会社(職場)の雰囲気はどんな感じですか?

若手から大ベテランまで勢揃いの職場です。様々な意見、考え方(加工方法)があり大変ですがそこが面白くもあります。他部署(他工場)の方との交流も盛んなので、相談事や何気ない疑問・質問にも快く応じてくれます。私は時短勤務の制度を活用して、育児と仕事とを両立させていますが、そういった面でも職場の皆さんが協力的で心強いです。

就活生の皆さんにひとこと!

仕事は楽しい事ばかりではありません。しかしどんな会社に就職されても、仕事に対する誇り・自信、大切な家族、打ち込める趣味等、何か一つでも強く思える事、心の支えになる物、頑張れる理由を見つけてください。ご活躍を願っています。